瞳は、大きく明るいと魅力的に見える。レンズもそう。
だけどもだっけっと。

いつものムーの写真ですが、これを撮ってるレンズは、42.5mmF1.2とポートレート用の大口径レンズ。
センサーが相対的に小さいため、フルサイズやAPS-Cに比べるとボケにくいフォーサーズで、
大き目のボケが得られる・・・しかし、私がこのレンズを選んだのは、そこが一番の理由じゃない。
F1.2と言っても、フルサイズなら85mmレンズで、F2.8ぐらいのボケ量です。そんなもんです。
大きいのは、明るさなんです。同じくセンサーが小さい分、高感度での画質(ノイズ、ダイナミックレンジ)が
フルサイズに比べると劣ります。しかし、F1.2なら、F1.8より2倍明るいんです。ISO3200になるところを
ISO1600で済むこれは、暗い時の撮影に大きなメリットとなります。
しかし・・・・暗いところで撮る写真を明るくしないといけないでしょうか?
だって顔が見えないから。模様が見えないから。でも暗いんだから仕方ない。
明るくしたいなら、シャッタースピードを遅くすりゃいい。
被写体が動いてボケる?いいじゃないの。それで動きが表現できるよ。
そう考えを変えると、このあたりのこだわりの理由は、薄まってきます。
仕事の写真で、暗い会場で、ストロボを炊けない条件下で、記録的な要素のため、
明るくしないといけないケースもあります。でも・・・それって写真的には、
面白くない写真になりがちです。記録写真としてはありとしてもですね。
とてもいいレンズなんですよ。42.5mmF1.2
でもこれを42.5mmF1.7にすれば、重さ、大きさは、1/3以下。
値段は、1/5ぐらいです。ボケ足が美しいとか勿論高いレンズには、
それなりの良さ、味がありますが、それが本当に必要?となると・・・・(^-^;
所有欲を満たすためだけじゃないの?ってね。
それに・・・最短撮影距離がF1.2のレンズが50cm f1.7はというと30cm。
こっちの方が表現の幅。被写体への対応力の影響大きくない?って(笑)
そんなことを買ってしまった後に思ってしまうアホです。
posted by tomohiro at 23:48|
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日記
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